2013年 07月 29日
台湾をもう少し
台湾に行きたくなったのは、台北の雑貨が素敵だと聞いたから。
台北についてまっしぐらに迪化街(ディーホアジェ)という問屋街に突撃。
かごを買ったり、『印花樂(インホアラー)』というテキスタイルがかわいい布屋に行ったり。
そして、この旅のもう一つの目的は2日目の九份観光。
茶芸館で中国茶を楽しむこと。
ここへも効率が悪いと知りながら、電車バスを乗り継いで行きました。
台北車站から瑞芳まで国鉄?の満員電車に1時間乗って移動。
異国に来て言葉が通じなくても案外何とかなるもんだな。
隣に座った子どもに判らない言葉で話しかけられながら。
そこから路線バスに乗換。
周囲は日本人ゼロで、急な坂を満員のおんぼろバスが喘ぎながら登っていく。
(実際に一度エンスト、ひんやり)
観光客が皆降りていく。
でも、ガイドブックを曲解して次まで乗ると楽チンと勝手に解釈し、乗ったままでいたら、またここでも、親切なひと。
わざわざ席をたってここで降りるよう教えてもらいました。
染み入る親切。
九份は、かつて金山として栄えた街が、鉱脈が尽きて寂びれたそうです。
「悲情城市」という映画の舞台になったことから国内外の観光客が訪れるようになって、台湾有数の観光スポットとなっています。
おやつを食べたり、のんびり商店街を抜けていくと、今回の目的地、九份茶房。
入るとまわりの観光客目当てのお店とは、全く違うと感じます。
素敵空間で、真夏の辛さも一時忘れ。
九份茶坊のオーナーデザインのシンプルで美しい茶器でお姉さんが、お茶をいれてくれます。
お茶もお茶菓子も、もう、目を見開くほどおいしい。
静かな茶芸館で十分満足。
そうそう、あの『千とちひろの神隠し』のモデルになった場所を探すと。
あらあらちょっと残念な感じになっちゃって。
まあこれも楽しいんですけど。
そんなこんなで短い台北旅行中、もっと親切体験の報告をしたいところですが、このへんで。
by utsuwa-utatane
| 2013-07-29 19:58