2012年 10月 01日
ペンダント
これは、磁器のトップと皮でできています。
磁器は、形をつくったあと、乾燥させて、線を彫りたいところを撥水し、乾いたら、針で絵を描きます。
彫ったところに、陶芸用の絵の具で色を入れて素焼きします。
絵の輪郭だけが描かれている素焼きに、再度絵の具で色を載せていきます。
水彩画を描くのとすこし感覚が違って、どの程度絵の具を載せたら思った色になるかが判りにくい。
何度かやってみて、この色を薄く載せるとグレーに発色とか、グリーンは濃くでるとか、テストは必須です。
素焼きの上に、絵の具を載せて、それに釉薬を掛けて本焼きします。
これでトップ完成。
トップに合わせて、皮を切り、ひもを通して。
キーホルダーには飾りに丸く抜いた皮をいくつか通して、ペンダントには、ひものはじっこにもう一つちいさなチャームをつけて出来上がりです。
トップと皮とひも(レースというらしい)とチャームの組み合わせを考えての制作過程で、わくわくします。
HOLGA風。
by utsuwa-utatane
| 2012-10-01 20:26
| うつわ